また逢う日まで


『渋谷行かね?』

渋谷!?

『いーよー!』

どーせ家にいても暇だからねー。

『お!まじで!?ありがとな!』

『渋谷で何すんの?』

『まぁ、映画見て買い物するー。』

海斗って映画見るんだなぁ。

『OK〜何時にどこ行けばいい?』

『9時に百合崎駅ね〜!』

『はーい!』

私はLINEを閉じると服を選び始めた。

あ…やば…。
お金あったかなー??

財布を見ると小銭が何枚かチャラチャラと入っている程度でお札は一枚も入っていなかった。

「お母さ〜ん!!!」

私が自分の部屋から下にいるお母さんに声をかけた。

「なーにー!?」

「今から渋谷行くことになったんだけどお金無いからちょっとお金貸してぇー!!」

「あんま無駄遣いしないでよねー??」

「はーい!!」

私は自分の部屋で着替えを済ませるとバッグや財布などを持って下に降りた。

「いくら必要なのー??」

下に行くとお母さんが声をかけてきた。

「うーん。渋谷だからいちを8000円くらいー??」

「そこにお財布あるからとってきな〜。」

お母さんはキッチンで料理を作りながらリビングルームにある机の上においてある財布を指差した。

「ありがとう〜!後で絶対返すね!」

「はーい。いってらっしゃーい!」

「いってきまーす!」