「よぉし。それでいい!あと目つぶってろ。」 私は自分でも赤くなっていると思った顔を海斗に見られないように下に向けた。そして静かに目を閉じた。 ガラガラと病室の扉が開く音がして病院の広い廊下にパタパタと海斗の足音が響く。 そして少し経つと 「よし、ついたぞ。」 と言う海斗の声が聞こえてきた。 「目開けていい?」 「いーぞー。」 私がゆっくりと目を開くとそこには久々に感じる風と澄み切った青い空が広がっていた。