愛に溢れる監禁を

「できましたよ」





そう言った彼の声でやっと彼が部屋に戻ってきていることに気づく。




朝食はソーメン





ありがたい。




彼は麺をつゆにつけ私の口元までもってきた。





麺を吸い込んだ私はみるみる涙目になって次第にそれは粒となってこぼれ落ちた。






「嵩人さんこれはなんの罰ゲームですか」





「あぁ、すみません。

僕のつゆと間違えたみたいです。」





そう言って彼はわさびが大量に入っているであろうつゆに麺をつけなに食わぬ顔で食べておいしいとまで言っていた。



大体そうめんにわさび入れないでしよ



でもこの人はつきあってるときからいろんなものにわさびをいれていたことを思い出す



まぁ世の中には辛党の人もいるんであろうな。





罰ゲーム並のわさびをなに食わぬ顔で食べれるのはきっと彼ぐらいじゃないかとわたしは思う。





「み゛ず」





泣きながらゆうと彼はコップを差し出した





昨日とは違い手が前で拘束されているためわたしは手でコップを一気に上に押した。




水が溢れることなんて気にせずにただただ辛かった。






「がら゛い゛よ゛ー」




泣きながら訴える私に彼は楽しそうにクスクス笑ってる。





実は私カレーも甘口ってゆーほど辛いのが苦手なのです。





彼はそれを知っててわざとやっている。憎くて仕方がない。




しかし水は2杯しか用意されていないのにも関わらず彼は残りの1杯の水を口に含んで私を見つめてくる。





わたし彼の膝の上に座り自ら口付をした。






彼の口の中にあった水を奪うように






水をごくっと飲み干した私





「嵩人さんの口の中に入った水わさびの味した。」



少し辛さがひいて冷静になった私は嵩人さんをにらむ。




「なんならもっかいします?」




と言って見つめてくる。




「結構です。
水のおかわり持ってきてください。」





「えーめんどくさいですねー。」





「じゃないとトイレの水道の水を飲みます。」





この部屋にはベット以外なにもないがドアの向こうにトイレだけはついている。





そのトイレのドアは透明で中が丸見えなのが最初は気になったが今ではそれがおしゃれなのかとさえ思っている。