「あらあら、お話がはずんでいるようですね!」
エリサがお茶を運んで来た。
「レヴ様、リーズ様はお菓子作りもお得意なんですよ!
レヴ様は甘い物はお嫌いですか?」
「いえ、大好きですよ。
特にフルーツを使ったお菓子はおいしいですね。
リーズさん、屋敷に着いたらフルーツのタルトを作って下さいますか?」
「えっ!わ、私のお菓子なんてそんな…」
「リーズ様もフルーツがお好きで、タルトもよく作られるのですよ!」
「そうですか。それは楽しみだ!」
リーズは嬉しさで胸がいっぱいで何と言えば良いのかわからなかった。
(きっとレヴ様は私に自信をつけさせようとしてそんなことをおっしゃって下さってるんだわ…
レヴ様はどなたにもお優しいってサリーさんもおっしゃってたし…)
しかし、そうわかっていてもリーズは嬉しかった。
お屋敷に着いたら、美味しいお菓子をいっぱい作って召しあがっていただこう…!
そんなことを考えるだけで、リーズの心の中は込み上げる幸せではちきれんばかりになるのだった。
「あ、そうだわ…
リーズ様…さっきの話はレヴ様にはおっしゃらなくて良いのですか?」
「えっっ?!」
(さっきの話って…はっ!明日、帰るって言ったことね。
…わかってるくせに、エリサの意地悪!!)
「なんですか?さっきのお話とは…」
「い、いえ、なんでもないのです!
エリサの勘違いなんです!!」
「そうなんですか?
あれは私の勘違いだったんですね?」
「そうよ…!エリサの勘違い!」
エリサはリーズの方を見て、上目遣いにくすっと笑った。
(本当に意地悪なんだから…!!)
エリサがお茶を運んで来た。
「レヴ様、リーズ様はお菓子作りもお得意なんですよ!
レヴ様は甘い物はお嫌いですか?」
「いえ、大好きですよ。
特にフルーツを使ったお菓子はおいしいですね。
リーズさん、屋敷に着いたらフルーツのタルトを作って下さいますか?」
「えっ!わ、私のお菓子なんてそんな…」
「リーズ様もフルーツがお好きで、タルトもよく作られるのですよ!」
「そうですか。それは楽しみだ!」
リーズは嬉しさで胸がいっぱいで何と言えば良いのかわからなかった。
(きっとレヴ様は私に自信をつけさせようとしてそんなことをおっしゃって下さってるんだわ…
レヴ様はどなたにもお優しいってサリーさんもおっしゃってたし…)
しかし、そうわかっていてもリーズは嬉しかった。
お屋敷に着いたら、美味しいお菓子をいっぱい作って召しあがっていただこう…!
そんなことを考えるだけで、リーズの心の中は込み上げる幸せではちきれんばかりになるのだった。
「あ、そうだわ…
リーズ様…さっきの話はレヴ様にはおっしゃらなくて良いのですか?」
「えっっ?!」
(さっきの話って…はっ!明日、帰るって言ったことね。
…わかってるくせに、エリサの意地悪!!)
「なんですか?さっきのお話とは…」
「い、いえ、なんでもないのです!
エリサの勘違いなんです!!」
「そうなんですか?
あれは私の勘違いだったんですね?」
「そうよ…!エリサの勘違い!」
エリサはリーズの方を見て、上目遣いにくすっと笑った。
(本当に意地悪なんだから…!!)



