イイコでしょ?

足が、地面にくっ付いてしまったみたい。






何が、おきたのかしばらく理解出来なくて。





目の前には俯いた翔さんの横顔があって、スン、と鼻を鳴らした。





さっきのって…





「…あの…翔さん?」





「あぁーっクソ!」





まだ怒ってる?



と、思ったけど何かちがくて、



蛍光灯の灯りの下、照らし出された翔さんの顔が、心無しか赤くなってるような。






頭をワシワシっと右手で掻きながら、海崎さんの席にボスッと腰を下ろした。





それを見て私もそっと席に着く。





バツの悪そうな顔をして何か言いたそうにしてるけど、


中々言葉が出てこないみたいで、


不思議に思って顔を覗き込む。






「さっきの話…本当ですか?」






何の躊躇いもなく出た言葉に、翔さんはビクッと身体を揺らし、戸惑いの色を見せた。




見たこともない翔さんの姿に、いつになく私の心が喜んで、それが全身へと広がっていった。





さっきの話が本当なら…



嫉妬?



翔さんが?




愛してる…って。






さっきのシーンを頭の中で再生すると、どうしようもなくドキドキする。




言われた時は、何がなんだかでポカンだったけど…



改めて思い返すと…





ほんとに?!