自分では見えないけど、きっとたくさんのアトが散らされてる。
翔さん、何を思って突然こんな事したのかな。
またその考えが頭を埋めつくして仕事にならず、もちろん定時は過ぎてしまっても帰る事は出来なかった。
・
・
海崎さんや松本さんが手伝おうか?と声を掛けてくれたのに、素直に甘えれば良かった。
こんなに仕事遅らせちゃったのは自分の責任だから、自分でなんとかしなきゃ…
そう思って断ったけど。
やっぱり中々終わりが見えないでいた。
翔さんにメールしとこ。
ポケットに入れていたケータイを取り出してメール画面を開く。
・
・
「お疲れ様でーす」
残業組の社員さん達も続々と帰って行くのを横目に、私のお腹が生理的な音を立てた。
もう8時か…そりゃお腹も減るよね。
まだ終わりそうにないし、コンビニで何か買って来ようかな?
でもそんな時間もったいない。
早く帰りたい一心で、鳴り止まないお腹は無視して仕事を続行する事を決めた。
・
・
「美希。」
名前を呼ばれ、反射的に首を回す。
「あ…カズにぃ。」
出入り口に立つカズにぃが、よっ、と右手を挙げて微笑むのが見えた。
その時やっと、オフィスの電気が半分消えていて、ここに居るのが自分一人だった事に気付いた。
キョロキョロと周りを確認している内に、カズにぃはコンビニの袋をぶら下げやって来て、私の隣の海崎さんの席にストン、と腰を下ろした。
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翔さん、何を思って突然こんな事したのかな。
またその考えが頭を埋めつくして仕事にならず、もちろん定時は過ぎてしまっても帰る事は出来なかった。
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海崎さんや松本さんが手伝おうか?と声を掛けてくれたのに、素直に甘えれば良かった。
こんなに仕事遅らせちゃったのは自分の責任だから、自分でなんとかしなきゃ…
そう思って断ったけど。
やっぱり中々終わりが見えないでいた。
翔さんにメールしとこ。
ポケットに入れていたケータイを取り出してメール画面を開く。
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「お疲れ様でーす」
残業組の社員さん達も続々と帰って行くのを横目に、私のお腹が生理的な音を立てた。
もう8時か…そりゃお腹も減るよね。
まだ終わりそうにないし、コンビニで何か買って来ようかな?
でもそんな時間もったいない。
早く帰りたい一心で、鳴り止まないお腹は無視して仕事を続行する事を決めた。
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「美希。」
名前を呼ばれ、反射的に首を回す。
「あ…カズにぃ。」
出入り口に立つカズにぃが、よっ、と右手を挙げて微笑むのが見えた。
その時やっと、オフィスの電気が半分消えていて、ここに居るのが自分一人だった事に気付いた。
キョロキョロと周りを確認している内に、カズにぃはコンビニの袋をぶら下げやって来て、私の隣の海崎さんの席にストン、と腰を下ろした。
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