玄関で、荷物を抱えたお父さんを二人で見送る。
大きな旅行鞄を見て、一体何泊するつもりだったのか…少しゾッとした。
「お父さん、ちゃんとお母さんに謝んなよ?キャバクラなんか行ったらそりゃ怒るよ!」
「かーちゃんに聞いた?んもー夫婦喧嘩の理由を娘に言うんじゃねぇよ~。いーじゃんキャバクラくらい~。なぁ翔くん?」
こんな話題、翔さんに振るなんて、お父さんどうかしてる!!
なぜだかすごく気まずくて、思わず目を伏せる。
「僕には縁のない場所ですね。こんな素敵な妻が居ますから。」
そのセリフにドキッとして翔さんの顔を覗いてみると、満面の笑みをお父さんに向けていた。
外ヅラ全開の顔だ…
そんな作り笑顔で言われると、今のセリフが嫌味のように思えて、
胸の奥がモヤモヤした。
「こんなんよりもっとピチピチで可愛い女の子いっぱい居るんだぞ~!今度連れてってやるよ!」
「お父さん!娘にこんなのって!いい加減怒るよ?」
「ふふふ(笑)ほんと僕、そういうのは…美希しか興味ないんでね。すいません。」
それを聞いたお父さんはウルウルきちゃって、私は完全に疑いの目で翔さんを見上げて。
涙声で、また来るわ~!と言って帰って行ったお父さんの背中を見送った。
あんなセリフ…よくもまぁポンポン出て来るもんだよね。
パタリとドアが閉じると、綺麗な作り笑顔がスッと無に返った。
コロコロ変わる翔さんの顔を下から覗いてやると、今度はいつもの不機嫌顔で私を見下ろした。
大きな旅行鞄を見て、一体何泊するつもりだったのか…少しゾッとした。
「お父さん、ちゃんとお母さんに謝んなよ?キャバクラなんか行ったらそりゃ怒るよ!」
「かーちゃんに聞いた?んもー夫婦喧嘩の理由を娘に言うんじゃねぇよ~。いーじゃんキャバクラくらい~。なぁ翔くん?」
こんな話題、翔さんに振るなんて、お父さんどうかしてる!!
なぜだかすごく気まずくて、思わず目を伏せる。
「僕には縁のない場所ですね。こんな素敵な妻が居ますから。」
そのセリフにドキッとして翔さんの顔を覗いてみると、満面の笑みをお父さんに向けていた。
外ヅラ全開の顔だ…
そんな作り笑顔で言われると、今のセリフが嫌味のように思えて、
胸の奥がモヤモヤした。
「こんなんよりもっとピチピチで可愛い女の子いっぱい居るんだぞ~!今度連れてってやるよ!」
「お父さん!娘にこんなのって!いい加減怒るよ?」
「ふふふ(笑)ほんと僕、そういうのは…美希しか興味ないんでね。すいません。」
それを聞いたお父さんはウルウルきちゃって、私は完全に疑いの目で翔さんを見上げて。
涙声で、また来るわ~!と言って帰って行ったお父さんの背中を見送った。
あんなセリフ…よくもまぁポンポン出て来るもんだよね。
パタリとドアが閉じると、綺麗な作り笑顔がスッと無に返った。
コロコロ変わる翔さんの顔を下から覗いてやると、今度はいつもの不機嫌顔で私を見下ろした。

