イイコでしょ?

あれから一時間。






もう寝ちゃったかな。






ドキドキしながら部屋のドアをそっと開けてみる。






「寝ちゃいましたか…?」






真っ暗な部屋の中、ポツリと問いかけてみるけど…





聞こえて来たのは成瀬さんの小さな寝息だけだった。






ホッと胸を撫で下ろし、とりあえず部屋の中へ。





成瀬さんが眠ってる横に、正座で座り考える。





完全に私が入る隙間が、ない。





酷いよ~どうしよう





薄っすらと見える成瀬さんの寝顔に目を向けると、心臓が飛び出しそうな程ドキドキと鳴った。





こんなんじゃ絶対に無理!!





一緒に寝れるワケないじゃん。





見てるだけで心臓止まりそう。





やっぱり厚着してソファーで…ひざ掛けあったよね。





そう思い立ち上がろうとした瞬間に、手首をギュッと掴まれて、キャッと短い悲鳴を上げてバランスを崩し倒れこんだ。






「重いよスケベ。早く寝ろ。」






「なっ?!だからスケベじゃないもん!!」






「人の寝顔コソコソ覗きやがって。」





成瀬さんが、私の手首を掴んだままククッと笑った。





起きてたなんて、意地悪。





ガバッと起き上がり、唇を尖らせて睨む。





「私スケベなんでソファーで寝ます。離してもらえますか!」





「あぁ、スケベな処女と寝るのは怖えからそうして貰いてぇけど、今日は仕方ねぇから一緒に寝てやるよ。」





「なによ、その言い方!!いいもん!そんな嫌なら向こう行くからっ!」





「お前バカか?隣に親父さん居んだろ?静かにしろ!それにお前がソファーで寝てたら親父さん心配すんだろうが!」





は……




言われてみればそうだ。




と言う事は…






「ほら来い。スケベ。」






不適に笑い、布団をガバッと開く成瀬さん。





最悪…