イイコでしょ?

「結構イケメンだよな?」





「思った!美希ちゃんにあんなイケメンの友達居たんだね~。」





二人がカズにぃを褒めるので、なんだか嬉しくなり、ニヤニヤと頬が緩んでしまう。





「でもさ、あんな歳上のイケメンが近くにいたら、好きになったりしなかった?」





「えっ?!」





いきなり確信を突いてきた松本さんの言葉に、心臓が飛び出しそうな程驚いて、思わず声が上ずった。





そんなわかりやすい私の動揺っぷりを見た二人が、面白そうに笑う。





「へぇ~そうなんだぁ~。好きだったんだぁ~。元カレ?…ではなさそうだし。片思いしてたとか?」





うひゃひゃ、と笑った海崎さんに松本さんが、下品な笑い方するな!と注意した。




二人に問い詰められ、追い込まれて渋々昔の淡い初恋話しをしてあげた。















どうしよう…




成瀬さんも来ないって言ってたしもう帰ろっかな。





私の話しを聞くだけ聞いて、優子さんの元に帰って行った松本さん。



前の同僚達に呼ばれて向こうで飲み始めちゃった海崎さん。




ポツンと残された私は、ひたすらカシスソーダを飲み続ける。





これ飲み終わったら帰ろう。



そう思い、最後の一口をグイッと流し込んだ。