イイコでしょ?


Kazu side








目がまん丸んなった美希を見てクスッと笑う。





思ってた以上に魅力的な大人の女性に成長していた美希だけど、その驚いた顔は昔と一緒。





続けて左手に視線を落とした。





あぁ、結婚しちゃってんだなって。





帰って来るのが一足遅かったんだなって。





なんでかそんな事思って。





7年たっても俺は美希に惑わされてんな。






フゥーッと細く煙をはいて、綺麗な空を見上げた。






困った顔してんの、すっげえ可愛い。





なんで俺があんな事言ったのか、今必死に考えてんだろうな。





こんな事言って美希を困らせて、俺は一体何をしたいんだ。





結婚してもう今は副社長の妻なんだ。





昔の恋は叶わないままで、




思い出にしておくべきだ。





俺の言葉の意味を聞かない美希は、きっと俺と同じように思ってるからかな?





終わった恋。





今更な恋。





思い出。
















「今日さ、歓迎会あんだって。」





先に口を開いたのは俺で。




少し戸惑いながらも、美希は話しを合わせてくれた。