イイコでしょ?

「やっ……しょうさ…ダメです…て…あぁ…んんっ!」






「誘って来たの、そっち。」





「でも…誘ってなんか……っそれに私さっき…」





「さっきなに?」





翔さんの掌は止まり、コッチを向くよう言われ少し身体を起き上がらせた。




そして改めて、





「さっき生理に…だから今日は…」






「じゃあ風呂でする。」





「やですよ、気持ち悪いですもん。」





気持ちよくなるよ、と言って再び掌を腰の辺りに這わせる。






その手首をぎゅっと掴み動きを阻止しようと力を込めた。






「今日はやっぱりダメ!」





「はぁ…分かったよ。じゃあキスだけ。」






と、抱き寄せようとするのを手を突っぱねて止めると、翔さんの眉間にシワが現れる。






「キスぐらいいいだろ。」






「じゃなくて……その……」





すごくすごく言いにくくって、どうしようか俯いてモジモジしてると、





「もういい、寝る。」





そう呆れたように言い、上半身を起き上がらせると、私は慌てて引き止める。




顔を真っ赤に染めながら。







「あっ!くちで!!くちでさせて…くださ…い」






翔さんの太もも辺りのズボンの布をぎゅっと両手で掴み、言いながら恥ずかしさで勢いを失って、声のボリュームが下がってしまった。





何言ってんだろ…恥ずかし過ぎて顔が上げれない。




翔さん何か言ってよ。






ジッと見下ろされてるのが分かる。




頭に視線を感じ、余計に固まってしまう。





すると、






「そんな気使うな。一週間ぐらい我慢出来る。」





「いや、そんなんじゃなくて…その…私がしたいんです」





そう呟くと、翔さんは私の顎を右手で掴んで持ち上げる。





赤くなった私の頬を指で撫でて、目を細めてしっかりと私の瞳を捕まえた。





「私も翔さんにしてあげたいんです。酔って覚えてないなんて嫌なんです。」






ふふ、と緩く口元を上げて微笑む翔さん。






「そこまで言うなら…」





太ももに置いたままになっていた私の手を捕まえて、スルスルと……