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鍵を差し込む音に、私の身体は素早く反応する。
だらしなく横になってテレビを見ていた身体をシャキッと起こして、バタバタと廊下を抜けて、ドアが開く寸前で玄関へと到着。
「おかえりなさい。」
翔さんの顔を見ると自然と笑顔で出迎える事が出来る。
気持ち悪くないかな?とか何度か思ったけど、口元の筋肉はやっぱり緩んじゃうようで。
「ただいま。」
この一言のせいだな、と思った。
カバンとジャケットを受け取り、シャツのボタンを外しながらリビングへ向かう翔さんの後をパタパタと追った。
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お風呂上りの翔さんと一緒に、初挑戦のパエリアを食べる。
一口目でボソッと「美味い…」と言ってくれ、後は無言で黙々と平らげてくれた翔さんを見て、テーブルの下で小さくガッツポーズ。
実はそれ本日二度目のパエリアだと言う事は、私だけの秘密。
一度目はなんだかべちょべちょになっちゃって、肉じゃがに変更しようか迷ったけど、結局リベンジして。
諦めなくて良かった!美希エライ!、と心の中で自分を褒めた。
凄くいい気分でパエリアにパクついていると、すでに食べ終えた翔さんがお茶を啜りながら言った。
「企画、また通ったんだって?」
「あ、はい!私だけのじゃなくて海崎さんと松本さんも一緒に考えた企画でしたけどね!」
「それでも企画なんてそんな通るもんじゃねえし。すげぇ事だよ。よく頑張ったな。」
「えっ?あっ、はい」
翔さんにお仕事で褒めて貰うなんて今までされた事なかったので、嬉しくてなんだか凄くくすぐったくて照れてしまった。
「ニヤついてる。」
「はぅっ」
上がった口元を慌てて両手で封じ、肩を窄めて小さく纏まった。
翔さんはそんな私を見てククッと笑う。
それを見て私もふふっと笑う。
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鍵を差し込む音に、私の身体は素早く反応する。
だらしなく横になってテレビを見ていた身体をシャキッと起こして、バタバタと廊下を抜けて、ドアが開く寸前で玄関へと到着。
「おかえりなさい。」
翔さんの顔を見ると自然と笑顔で出迎える事が出来る。
気持ち悪くないかな?とか何度か思ったけど、口元の筋肉はやっぱり緩んじゃうようで。
「ただいま。」
この一言のせいだな、と思った。
カバンとジャケットを受け取り、シャツのボタンを外しながらリビングへ向かう翔さんの後をパタパタと追った。
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お風呂上りの翔さんと一緒に、初挑戦のパエリアを食べる。
一口目でボソッと「美味い…」と言ってくれ、後は無言で黙々と平らげてくれた翔さんを見て、テーブルの下で小さくガッツポーズ。
実はそれ本日二度目のパエリアだと言う事は、私だけの秘密。
一度目はなんだかべちょべちょになっちゃって、肉じゃがに変更しようか迷ったけど、結局リベンジして。
諦めなくて良かった!美希エライ!、と心の中で自分を褒めた。
凄くいい気分でパエリアにパクついていると、すでに食べ終えた翔さんがお茶を啜りながら言った。
「企画、また通ったんだって?」
「あ、はい!私だけのじゃなくて海崎さんと松本さんも一緒に考えた企画でしたけどね!」
「それでも企画なんてそんな通るもんじゃねえし。すげぇ事だよ。よく頑張ったな。」
「えっ?あっ、はい」
翔さんにお仕事で褒めて貰うなんて今までされた事なかったので、嬉しくてなんだか凄くくすぐったくて照れてしまった。
「ニヤついてる。」
「はぅっ」
上がった口元を慌てて両手で封じ、肩を窄めて小さく纏まった。
翔さんはそんな私を見てククッと笑う。
それを見て私もふふっと笑う。

