イイコでしょ?












しばらくすると、大きなオムツを抱えて帰って来た松本さんと、少しのティータイムを楽しんでから帰る事に。






松本さんの家に行く前に買った翔さんへのプレゼントを右手に揺らして、ホカホカした気分で帰りを急いだ。






マンション下で時計を見るともう夕方の5時。





まだまだ外は明るくて、ついつい時間を忘れてしまいがちになる。





夜ご飯どうしようかな。




何かあったかな?






頭に冷蔵庫の中身を並べて何が出来るか考えながらエレベーターに乗り、自宅のドアを開けようと鍵をカバンから取り出そうとした時…






鍵よりもケータイを先に出したのは、丁度翔さんからの電話がかかって来たから。





もう家の前なのに…と思いながら電話に出ると、目の前のドアがガチャンと音を立てて開いた。






「あ…?」






「あ…ただいま?」






私が居るのに驚いて目を丸める翔さんを見上げながら、ケータイ越しに言うと、ワンテンポ置いてからお互いブッと噴き出した。






「んだよ、居るなら言え。」






「言う前に翔さんが出て来たんじゃないですか。」






ドアを開けたまま話す会話はなんだか二人口元がニヤついてて、



だけど直ぐに翔さんが出掛けるところだというのに、服装を見て気がついた。






ジャケットにネクタイなんか締めて、何処行くんだろ。






そう尋ねる前に、ちょっと来いと言って腕を引かれて部屋へ連れ込まれた。






「ちょ、何ですか?自分で歩けますから!」






「今から俺の両親と食事行くから着替えろ。」






「えっ?!えっ?!聞いてないっ!」






「だから今言ってんだろ。」






そう言ってクローゼットの前まで連れて来られると、翔さんが勝手に私の服を選び始めた。