イイコでしょ?













今日は沢山来客があるという事なんで、面会時間ギリギリの7時に行く事に。




出かける準備を済ませると、海崎さんが迎えに来てくれるまでゆっくりと紅茶を啜りながら、ネットでママ達の出産話を覗いてみた。





背筋が凍りつくぐらいの凄まじい体験談だけど、どれもが我が子に会えた喜びと沢山の愛で溢れていた。





お母さんってすごいんだな…





じわじわとこみ上げてくるものは、海崎さんからのテンション高めの到着コールで、呆気なく引っ込んだ。

















マンション前に停まる海崎さんの白いミニバンを見つけて駆け寄った。




その途中、異変に気付く。





えっ?なんで?





思わず眉間に皺を寄せる。





助手席に座ってプカプカとタバコの煙を浮かべる新井さんの姿…






心無しか睨まれてるような。





肩をすくめながら、後部座席へと乗り込んだ。
















「あの…なんで居…」





「あんたのせいだからな。」





私が言い終わる前に被せて不満を訴えられて、ビクッと肩を揺らした。





「あんたがこいつと不倫するっつーから俺は翔ちゃんにケツ叩かれて無理やり…あぁークソ、勝ってたのに。」





酷く残念そうに、右手が何かを捻ってる。





パチンコ…?





それより不倫って!





「不倫じゃないですよ!ねぇ海崎さんっ!お見舞い行くだけですって!」





必死に海崎さんに同意を求めるけど、動き始めた車はピカピカで、新車を運転する海崎さんの耳には届いてないようだった。





今日の予定、朝の電話で翔さんに伝えたからかな?




不倫って…