イイコでしょ?

動くのダリィ、なんてワガママ言う新井さんを無理やり換気扇の下へ押しやり、部屋がヤニ臭くなるのは避けられた。






2m程離れた場所から腰に手を当て、動かないようしっかりと見張る。






「新井さん。翔さんがボディーガードとか言ってたんですけど、どういう流れでそうなったんですか?」





「んあ?あぁそれね。それよりもうヤったの?」





「っっ」





見当違いの質問が返ってきて、頭がパニックを起こす。





えっ?えっ?と真っ赤になりながら動揺を隠せずにいると…





「もうヤっちゃったんだね~。」





「いや、あの、違っ!!」





「どうだった?翔ちゃんのナニは?」





「……」






ニタニタと口元を緩ませながら話す新井さん、




完全におちょくられてる。




悔しいけど、私はただ恥ずかしくて真っ赤になって俯く事しか出来なかった。




やだ!この人全然会話出来ないっ!





「あんたら見てるとさぁ、リアルにSM見てるみたいで引くわ。」





もどかしく俯く私の耳に飛んで来たセリフ。




はっ?と、とても専務に対して発する言葉でない事を言いながら、思い切り眉を顰めて新井さんを見た。





「完全に主人とペットじゃん。」





「それってやっぱり私がペット…」





「んふふ…どうかな?」





さっき翔さんに言われたとこ!




新井さんにも私のシッポフリフリが見えてるの?




そんなにフリフリしてたのかな。




かっこ悪、気をつけなきゃ。