次の企画の打ち合わせはランチが終わった13時から。
今日はちょっと私も朝からバタバタと忙しく、いつもだったらのんびりランチしてるとこなんだけど、そんな暇さえなくて。
社員になってからかなりやりがいが出てきた今の仕事。
派遣社員の頃は出来なかったような仕事も任されるようになって、大分社員の自覚も湧いてきた。
だから毎日すごく充実してる…
って言えたらいいんだけど…
「ちょっと高橋さん?こないだ私が頼んだ昨年度の資料どこ片付けたの~?」
カツカツと高いヒールを鳴らしてやって来たのは、先輩のアミさん。
ここの部の女子社員の中心的存在で、副社長である翔さんといきなり結婚した私を目の敵にしてる…らしい。(海崎さん情報)
名前も、未だに旧姓で。
まぁこれは、今更呼び方を変えるのも気持ち悪いかなー…って分かるけど。
「私直ぐにアミさんに返しましたけど…」
「えぇ?知らないわよそんなの。今すぐ探して来て!打ち合わせに必要なんだから!」
と、言い放って直ぐに、アミさんは横を通り過ぎた相葉さんにニコニコしながら話し掛けていた。
私絶対返したのに。
と、思うだけで何も言い返せない自分が嫌い。
まだする事は山ほどあるのに、余計な仕事を増やされて、
それでも素直に資料室へ足を運ぶ自分がすごく嫌い。
・
・
いつもの場所に保管されていた資料を抱えて早足でオフィスへ戻る。
途中で派手に転けた。
面白いくらいに資料がヒラヒラと周辺に舞い散って、虚し過ぎて呆れて少し笑った。
「バカみたい」
廊下に転がったまま、最近よく転ぶなぁ、と悔しさを頭で整理していると…
「大丈夫ですか?」
頭上から聞こえた、少し高くて綺麗な声に反応する。
ガバッと顔を上げて、声の主に視線を向ける。
優しく微笑んだその人は、女の私でも惚れてしまうんじゃないかってくらいに美しくて、甘い甘い花の香りが漂っていた。
今日はちょっと私も朝からバタバタと忙しく、いつもだったらのんびりランチしてるとこなんだけど、そんな暇さえなくて。
社員になってからかなりやりがいが出てきた今の仕事。
派遣社員の頃は出来なかったような仕事も任されるようになって、大分社員の自覚も湧いてきた。
だから毎日すごく充実してる…
って言えたらいいんだけど…
「ちょっと高橋さん?こないだ私が頼んだ昨年度の資料どこ片付けたの~?」
カツカツと高いヒールを鳴らしてやって来たのは、先輩のアミさん。
ここの部の女子社員の中心的存在で、副社長である翔さんといきなり結婚した私を目の敵にしてる…らしい。(海崎さん情報)
名前も、未だに旧姓で。
まぁこれは、今更呼び方を変えるのも気持ち悪いかなー…って分かるけど。
「私直ぐにアミさんに返しましたけど…」
「えぇ?知らないわよそんなの。今すぐ探して来て!打ち合わせに必要なんだから!」
と、言い放って直ぐに、アミさんは横を通り過ぎた相葉さんにニコニコしながら話し掛けていた。
私絶対返したのに。
と、思うだけで何も言い返せない自分が嫌い。
まだする事は山ほどあるのに、余計な仕事を増やされて、
それでも素直に資料室へ足を運ぶ自分がすごく嫌い。
・
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いつもの場所に保管されていた資料を抱えて早足でオフィスへ戻る。
途中で派手に転けた。
面白いくらいに資料がヒラヒラと周辺に舞い散って、虚し過ぎて呆れて少し笑った。
「バカみたい」
廊下に転がったまま、最近よく転ぶなぁ、と悔しさを頭で整理していると…
「大丈夫ですか?」
頭上から聞こえた、少し高くて綺麗な声に反応する。
ガバッと顔を上げて、声の主に視線を向ける。
優しく微笑んだその人は、女の私でも惚れてしまうんじゃないかってくらいに美しくて、甘い甘い花の香りが漂っていた。

