触れたい…
手を伸ばせば直ぐに届く。
だけど翔さんはもう寝息を立てて眠ってしまってるし。
くっ付いたら起きちゃうかも…
それに自分からって…
言われてならした事はあるけど、自分の意思で動くなんて無かったから、どうすればいいのか。
でもこれじゃやっぱり、さみしいよ…
・
・
シーツの擦れる音と共に、身体を少し移動させる。
頬に感じる、翔さんの温度。
ピタリとくっ付けた背中に、自分からしたくせにすごくドキドキして、でも嬉しくて。
起きてたら絶対出来ないな。
ふふ、と一人で幸せに浸って瞼を閉じた。
・
・
「なに?したくなってきたか。」
「ひゃっ!えっ?お、起きてたんですか?」
突然聞こえた翔さんの声に、心臓が飛び出そうな程驚いた。
「変な声出して、ダッセ。」
背中を向けたまま、ククっと笑われて、背中に寄せた頬がひどく恥ずかしくなった。
なにも言えずに黙り込むと、目の前の身体が動き始めて、こちらを向いた翔さんと視線がぶつかった。
「引っ付きたいなら素直に言えばいいだろ。」
「でも翔さん、疲れて寝ちゃって…それに背中向けちゃってたから…」
「で、寝たのをいい事に夜這いしようと。」
「よっ!夜這いなんて出来ない!」
「しないんじゃなくて出来ねぇんだ」
言い間違いを直ぐに突っ込まれ、羞恥で居た堪れなくなる。
もぅ…そんなとこ食いつかなくたっていいのに!!
「じゃ、何したかったんだ?」
口元をクイッと上げながら、肘をついて余裕な表情で見下ろされる。
「なんも言わねんなら、もう寝るぞ。」
そう意地悪言ってアクビを一つした。
唇をへの字に結んで、意地悪な瞳を見上げながら…
「…キス、したい、です////」
5秒程、黙って私を見つめてから、翔さんはガバッと私の身体を包み込んだ。
・
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手を伸ばせば直ぐに届く。
だけど翔さんはもう寝息を立てて眠ってしまってるし。
くっ付いたら起きちゃうかも…
それに自分からって…
言われてならした事はあるけど、自分の意思で動くなんて無かったから、どうすればいいのか。
でもこれじゃやっぱり、さみしいよ…
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シーツの擦れる音と共に、身体を少し移動させる。
頬に感じる、翔さんの温度。
ピタリとくっ付けた背中に、自分からしたくせにすごくドキドキして、でも嬉しくて。
起きてたら絶対出来ないな。
ふふ、と一人で幸せに浸って瞼を閉じた。
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「なに?したくなってきたか。」
「ひゃっ!えっ?お、起きてたんですか?」
突然聞こえた翔さんの声に、心臓が飛び出そうな程驚いた。
「変な声出して、ダッセ。」
背中を向けたまま、ククっと笑われて、背中に寄せた頬がひどく恥ずかしくなった。
なにも言えずに黙り込むと、目の前の身体が動き始めて、こちらを向いた翔さんと視線がぶつかった。
「引っ付きたいなら素直に言えばいいだろ。」
「でも翔さん、疲れて寝ちゃって…それに背中向けちゃってたから…」
「で、寝たのをいい事に夜這いしようと。」
「よっ!夜這いなんて出来ない!」
「しないんじゃなくて出来ねぇんだ」
言い間違いを直ぐに突っ込まれ、羞恥で居た堪れなくなる。
もぅ…そんなとこ食いつかなくたっていいのに!!
「じゃ、何したかったんだ?」
口元をクイッと上げながら、肘をついて余裕な表情で見下ろされる。
「なんも言わねんなら、もう寝るぞ。」
そう意地悪言ってアクビを一つした。
唇をへの字に結んで、意地悪な瞳を見上げながら…
「…キス、したい、です////」
5秒程、黙って私を見つめてから、翔さんはガバッと私の身体を包み込んだ。
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