イイコでしょ?

「お休みの日にごめんね~!大丈夫だった?」






「全然大丈夫です!むしろ暇だったんで誘って貰えて嬉しいです!」






翔さんは朝から社長であるお義父さんに呼ばれて一人になった土曜日。





突然、松本さんの奥さんの優子さんからのお誘いで、一緒に買い物へ出掛ける事になった。





オープンカフェでキラキラと降り注ぐ、春の陽射しの下、買い物で疲れた身体を癒やす。




空いた椅子の上には、さっき買った赤ちゃん用の黄色い肌着が入った袋。





まだ性別が分からないから、どっちでも大丈夫な黄色にしたそう。





肌着を手に、ピンクにしようかずっと迷ってる姿がとても幸せそうで…





私もいつか、と考えるとこっちまで幸せになっちゃって、ついつい私も肌着を買ってしまうところだった。













松本さんは今日は友人の引越しの手伝いに駆り出されて居ないんだとか。






妊婦の妻を置いて何してんだか!と言ってやると、






「それが新くんだからね。」






優しい笑顔でそう答えた。






「新くんね、困ってる人とか見たら放っとけない人なの。聞こえはすごく良いいよね!」






「そうですね?」






「でもそのせいで、昔ケンカばっかしちゃってさ。今考えたらすっごくどうでも良かったりするんだけどね(笑)」





この店特性のミックスジュースを、ストローでグルグルかき混ぜながらそう答えた。