もっと、君の近くへ

すると、肩にトントンと感触があった。



ん?誰だろう。



右の方を見ると、岡田くんの微笑んだ顔が見えた。



岡田くんの手の中には、可愛い消しゴムが握られている。



これは…由梨の消しゴム?




なんで…岡田くんが?


すると、岡田くんが私の耳に顔を近づけてきた。



ち…近いって…………