もっと、君の近くへ

辛くて、悔しくて、悲しいときもあったけどね……



今私、最高に幸せで嬉しいよ…!



ほんとに、夢見たい………



すると周りがあったかくなって、洗剤のいい匂いがした。



「ちょっ、駿太!車、通ってるんだし恥ずかしいよ……」



「じゃあ、こうしたら涙引っ込む?」



体が離されて、頭に大きなあったかい手が乗せられた。



ふわふわと撫でてくれるその手が優しくて、ドキドキして。



涙が引っ込む代わりに、顔が赤くなってしまった。



「いつから好きになってくれたの?」



「うーん…入学してすぐくらいかな?」