もっと、君の近くへ

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次の日。



「ちょっと来い…駿太。」



昼休みだけど、いつものメンバーに断って呼び出した。



誰もいない、非常階段。



見つかったら怒られるけど、見つからなければ大丈夫だし、話し合いにはピッタリの場所だ。



「話って、何?」



おう。駿太には話したいことがいっぱいあんだよ。



「お前、どんだけ真由苦しめたら気がすむんだよ。」



駿太の顔も真剣になって、空気がピリピリと張り詰める。



「どんだけお前のために泣いたと思うか?真由の苦しみがわかるか?」



拳をぐっと握る。




「お前はどうも思わないのか?お前は真由のこと………」



殴りたい衝動に駆られるけど、右手をぐっと抑えた。



「だけど、真由はお前の……」



「違う!俺はあいつに告った。そしたらなんて言ったと思う…?泣きながら何度もごめんって言ったんだ!その気持ちがお前にもわかるか?!」



「そ、そんなはずない!真由は…」



「何度言ったらわかるんだよ!真由はお前をとったんだよ!俺じゃなく、お前を!」



ぐっと胸ぐらを掴む。