俺さ、やっぱり伝えたいんだよ。




このまま、真由への気持ち 心の中にしまっておきたくない。




心の中に押しやって、鍵閉めて、ほこり被って、無かったことになる




そんなの、なんか悲しくないか?




もしかしたら、いいよって言ってくれるかもしれない。




もしかしたら、駿太の事は好きじゃなくなったかもしれない。




だから、だからさ




『帰り、木下公園に来い』




紙に、汚いながらも丁寧に書いた字。




1パーセントの期待込めて




俺は、告白する。




井上…真由に。