もっと、君の近くへ

何かに、今当たった。




ちょっとあったかくて、硬くないから人間なのはわかる。




ああっ、どうしよう!知らない人だったら!




「す、すいません…って」




顔をあげると、そこには不思議そうにこっちを見る駿太の顔があった。




「ん、大丈夫?」




駿太は別に大したことないって顔してるけど、こっちは結構やばい。




「あっ、ごめん。気をつけなきゃ」




すっと駿太から離れる私。




やばい…今絶対顔赤いよ……




意識してるって思われちゃう……顔よ、もとに戻れー!




「かばん、もっとけば?お前、また転けそうだし」