もっと、君の近くへ

こんなことだけでも、嬉しくて。




今だけなら、中学校にいる時のイライラとか不安とかが全部忘れられそう。




「駿太、ありがと」




君に駿太ってちゃんと言えたのも、久しぶり。




きっぷも買えたので、みんなと合流して改札を通り、ホームに降りた。




ホームに降りた瞬間に電車が運よく来て、電車に乗ったものの 座るところは0。




1人席ならあるけど、寂しいし 立つことにした。




私の隣には、駿太。




私の前には、裕也と由梨。




由梨は小さくピースをして、にーって私に笑った。




よかったね、っていう意味なんだろう。