もっと、君の近くへ

数分勉強をしてると、授業の終わりを知らせるチャイムがなった。




礼をした後、教科書を片付ける。




「裕也ー、5組いこーぜ」




「んー、わかった」




断る理由もないので、友達と一緒に教室を出る。




ちょっとだけ、あいつと喋りたかった…かもしれない。




いや、結構喋りたかった。