もっと、君の近くへ

ひとまず安心。というか、直球で聞かれても困る。




「な、なんでわかったの?」




由梨の耳に顔を当てて、囁く。




「なんとなく気付いてたんだけどね。なんで私に言ってくれなかったのよ」




怒ったような口調で囁く由梨。




「ごめんごめん、恥ずかしかったから」




だって恥ずかしいじゃん?好きな人を他人に言うなんてさ。




「さっきの態度、丸分かりだったよ」