もっと、君の近くへ

ふらふらっとなって、教科書が手から離れていく。




給食の時と同じだ………




右足を踏み出して体を支える。




しまった、今日は新しいカンペンだ。




新しい筆箱に傷がつくし、何より中身が全部出ちゃう…………




教科書はいいとして、カンペンだけは…!




筆箱に手を伸ばして掴もうとするが…




あっけなく伸ばした手は筆箱にかすることもなく落ちていった。





あーあ、片付け大変そうだな。