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「や、やっと終わった」
風夜が最後の魔族を倒したのを見て、弓を下ろし、花音は一息つく。
神蘭と聖羅を先に行かせてからどの位の時間が経ったのかはわからないが、かなりの時間は経ってしまっただろう。
(早く二人の所に行かないと!)
今の戦闘での疲れはあるが、先に行かせた二人のことが気になる。
「よし、行こう」
そう言って、風夜の方を見ると、彼は花音が進もうとしているのとは逆の方を見ていた。
その表情は、僅かに笑みを浮かべている。
「・・・来たな」
花音が不思議に思っていると、小さく呟いたのが聞こえ、此方に近付いてくる足音が二つ聞こえてきた。
「や、やっと終わった」
風夜が最後の魔族を倒したのを見て、弓を下ろし、花音は一息つく。
神蘭と聖羅を先に行かせてからどの位の時間が経ったのかはわからないが、かなりの時間は経ってしまっただろう。
(早く二人の所に行かないと!)
今の戦闘での疲れはあるが、先に行かせた二人のことが気になる。
「よし、行こう」
そう言って、風夜の方を見ると、彼は花音が進もうとしているのとは逆の方を見ていた。
その表情は、僅かに笑みを浮かべている。
「・・・来たな」
花音が不思議に思っていると、小さく呟いたのが聞こえ、此方に近付いてくる足音が二つ聞こえてきた。

