すると、何故か彼女は突然僕のことを抱き締めた…


僕は動けなくなった。


耳元で囁く彼女。


「美味しそう……」


口を開く音が聞こえた。


「や、やめろぉぉぉぉぉ!」


………



バァサッ!


僕は飛び起きた。


「ハァ…ハァ…… 、 夢…か…… 」


どうやら悪い夢でも見ていたようだ。


これが正夢にならなければ良いが……


僕は再び眠りについた。