私はその目に弱い。 だって、弱ってる私の心に入ってきて何でも話してしまいそうになる。 本気で私の事を心配してくれる、金澤さんに申し訳ないと思ってしまう。 隣で座っていた金澤さんは、私の前に来た。 「神奈ちゃん達の保護者、俺に任せてくれないかな?」 「な、何で!!・・・何でそこまで・・・私たちのこと気にしてくれるんですか」 「気になるんだよね・・・だから、守ってあげたいんだ」 「金澤さん・・・」 「だから、守らしてほしいんだ・・・君が大切なものを僕が守りたい・・・ダメかな?」 .