「金澤さん、料理するんですか?」 「今日だって、朝は俺が作ったじゃん?」 「あっ、そっか・・・」 「南さん、今日の夜は餃子ね♪」 「えっ!!私の家で作るんですか!!」 「うん、卓哉くんも莉奈ちゃんもリクエストしてくれたしさ♪」 そう言って、金澤さんは買い物を始めた。 どうして、この人は私にこんなに良くしてくれるんだろ? 赤の他人だよ?なのに・・・金澤さんの気持ちが分からない。 .