「南さんも、今日はゆっくり休みな?」 「はい・・・」 「・・・・南さん、そんなに泣きそうな顔して・・・泣くなら胸貸すよ?」 「いえ、大丈夫です。私は泣いてられませんから・・・金澤さん、お茶入れますからリビング行きません?」 「あっ、うん。ありがとう」 金澤さんといるだけでなぜか調子が狂う。 優しすぎるから・・・今の私にはこの優しさが痛い。 .