「え?」 廊下から声がした。 嘘!!見られた!? バッと顔をあげると、そこには翔がいた。 「…なんだよ…」 小さくそう聞こえた。 「翔!!!!」 翔はあたしを無視して帰ってしまった。 「優奈?」 「ごめん…亮今日は帰るね…?」 それだけ言ってあたしは家に向かった。