あたしは一人なんかじゃない!

椛「んじゃ、次は髪型ね。」

ん゙~と唸って約5分、よしッと言って何かやり始めた。


そしてまた5分後~


あたしの髪はくるくる巻いてあって頭のてっぺんをシュシュで結んである。
髪型自体は可愛いんだけど・・・


椛「どう?うまく出来たでしょ?!」
裕「可愛いッ~!!姫ちゃん似合ってるよ!」


「・・・髪型は可愛いけどあたしがやっても・・・」


椛「そんなことはないよ!まぁクラスの反応をみたら分かるよ!」

でも・・・なんか怖いよ・・・。


そうだ!

「あの・・・昨日、くろちゃんたちに聞いたんですけど、明日、2人共空いてるって・・・」
昨日、帰った後聞いてみたらちょうど2人とも空いてるって!
久々に会うから楽しみ~!

椛「ほんと?明日ね!なんか楽しみだなー!姫ちゃんの友達に会うの!」
裕「ホントだね!あ~早く明日が来ないかな~!」

なんかそう言ってくれると嬉しくなるな!



そのあと椛ちゃんの家でご飯をご馳走になった。
あれはおいしかった~!
それに椛ちゃんのお母さんとお父さんとお兄ちゃんかな・・もいい人だったな~!


椛「そろそろ学校行こうか!」

ハァ・・・緊張するな・・・。
それに今はいつもならあたしは教室で本を読んでるような時間。
それに結構人が来ている時間でもある。


裕「緊張しないの!堂々と!!」

うんと言って頷いた。

って言ってもまだ家を出てもないです・・。


椛「車来たからのって?」

と目の前にはあの有名なリムジン!
初めて見たのが乗るときってすごくない?!
中もすごかったです!


そして・・・学校に到着致しました。


今校門の前なんですが道行く人があたしを見て何かこそこそ喋ってるんです!
やっぱ変なんだ!おかしいんだ!帰りたいよ~!

(実際はこんなことを話しています。)

「ねぇあんな子うちの学校にいたっけ?ちょー可愛いし!」

「転校生とか?うちのクラスに来てほしいなー!」

「あの子俺ちょー好みなんだけど!」

「かわいーよな!こくっちゃおっかな☆」

(クラスの人々の声でした!でも緊張して姫華にはそんな声は届きませんでした☆)