お前、可愛すぎて困るんだよ!

「んー。
あるんじゃない」



センパイは、唇にひとさし指をあてた。



「たとえば……どういうのですか?」



「んー。
たとえばか~」



斜め上を見て、一瞬だけ、考えるセンパイ。



「んー。
そうだな~。
わかりやすく言うと~」



口を尖らせながら、妃莉に視線を合わせる。



「わかりやすく言うと……?」