お前、可愛すぎて困るんだよ!

「あれほど俺のことを避けてたくせに……。
みんなの前で、あんな可愛いことを言うし。
かと思えば、数時間後には、他の男の上着を着て、俺に抱きつくし」


「……っ」



「俺、妃莉の考えてることが、わかんねーよ。
妃莉、俺にどうしてほしいわけ?」



碧くんは、まっすぐな瞳で、妃莉を見つめた。



「妃莉が、今日叫んだように。
“俺は、妃莉の”なんだったら……。
じゃあ、妃莉は、俺のなに?」



「……碧……くん?」



「俺、さ、この前……。
限界までがんばってやるって言ったけど……。
ごめん、もう、限界かも」