お前、可愛すぎて困るんだよ!

「でも、その前に。
公園は離れたほうがいいな。
また虫が飛んでくるかもだから」



戸惑う妃莉の手をひいて、碧くんは、急いで公園のそばを離れた。



そして、もうすぐおウチっていうところで、急に止まった。



どうしよ。



碧くん……。



妃莉が避けてたことに、気づいてたんだ。



きょときょとしながら、斜め上にある碧くんの顔をあおぎ見る。



「妃莉が俺を避けてたことに……。
気づかないわけないだろ」