お前、可愛すぎて困るんだよ!

「そっか。
わかった。
ありがとう」



にこりとも笑わずにそう言って、碧くんは、着ていたパーカーをスッと脱いだ。



「でも、俺のは、友情の証じゃないから」



そう言って、妃莉の肩にパーカーをはおらせる。



「……え?
碧くん?
半袖……寒いでしょ?」



驚いて、碧くんに、パーカーを返そうとした。



「妃莉が寒そうにしてるほうが、もっと寒い」



そう言いながら、今度は、妃莉にパーカーを着せてくれた。