お前、可愛すぎて困るんだよ!

自分の唇の前に、ひとさし指をあてる片倉くん。



「誰かに聞かれたら、困るよ~」



と、焦りながら、あたりをきょろきょろ見回した。



「ご、ごめなさいっ」



謝りながら、妃莉は、両手で口を押さえた。



どうしよ、妃莉。



片倉くんの……とんでもない秘密を知ってしまった!



「片倉くんは……白クマさんなの?」



こそこそと……ちっちゃい声で聞いてみた。