お前、可愛すぎて困るんだよ!

「あー……うん。
まぁ……」



なんだか、歯切れの悪いセンパイ。



「あっ、そうだ!
妃莉、なにかお土産を……。



えっと……。
ケーキとかでもいいですか?
それとも……果物?
もっと……日持ちのするものの方がいいですか?」



なにを買っていったらいいかな?



と、考えながら、きょろきょろする。



碧くんのバイト先のお店には戻りにくいから、べつのお店……。