お前、可愛すぎて困るんだよ!

「そうなったら、もう、碧には甘えられないってこと」



「……えっ!?」



「……って。
なに驚いてるの?
そんなの、あたりまえでしょ?」



テーブルにぺたっと伏せたセンパイは、目を細くして、下から妃莉を見あげて言った。



「今、碧が妃莉ちゃんに優しいのは。
こんなにも、甘えさせてくれるのは。
妃莉ちゃんが……。
“幼なじみ”だから、なんだよ?」



「…………」



「それに、ご両親が海外でいないわけだから。
そりゃー、すげー大事にするでしょ。



だって、なにかあったら、大変だもん!」