「いいよ」



「ありがとうございます~♪
センパイのネコちゃんも、超かわいい~!!!」



カシャカシャと、何枚も写真をとる。



「あー、じゃあ、悪いけど。
朝陽、妃莉のことよろしくな」



碧くんが、センパイに言っている。



「……は?
俺でいいのかよ?」



やさぐれたような感じで言うセンパイ。



「“こんな男”なんじゃないの? 俺。