お前、可愛すぎて困るんだよ!

「まぁ、緊急で募集もするらしいし。
けっこう有名なお店だから、働きたいって人もすぐに見つかるとは思う」



「うん」



「だから、長くはならないと思うけど……。
その間、俺、妃莉と一緒に帰れそうにない」



碧くんは、“ごめん”とでも言うように、ものすごく切なそうな顔をした。



「だ、大丈夫だよ。
気にしないでっ」



碧くんの気持ちを少しでも軽くしてあげたくて……。



“なんでもないよっ”って感じで、妃莉は明るく返事した。