お前、可愛すぎて困るんだよ!

っていうか、離れなくてもいーじゃん!!



妃莉から離れていく碧くんの背中をにらみつけた。



その瞬間……。



「え~。
なに?
なに?
楽しそう~♪
オレもまぜて~!」



元気のいい翠くんの声が聞こえた。



「うっわ~。
妃莉ちゃん、可愛い~♪
制服、超似合う~!!」



バフッと後ろからあたしに飛びかかる翠くん。



「おとん。
オレも撮って~!
学校が始まったら、みんなに見せるんだ~♪」