お前、可愛すぎて困るんだよ!

「そんなの、決まってるでしょー。
……っていうか、妃莉ちゃん。
本当に知らないの?



……っていうか、気づいてないの?」



「この前、碧くんに聞いたんですけど……。
“好きな人がいる”ってことしか教えてくれなくて」



「…………」



「妃莉のことは……。
子供っぽいから、イヤみたいなんです……」



言いながら、悲しくなって、シュンと下を向いた。



ストンと力なくイスに座る。