お前、可愛すぎて困るんだよ!

「だから、俺。
あの人がなにを好きかなんて、わからないよ」



「…………」



「それに、どうせ家にはいないんだ。
プレゼントなんか、買っても無駄。



もうここ何年も……。
プレゼントなんかしてないし」



今にも泣きだしそうな、寂しげな顔。



「……っ」



こんなセンパイ、見てるだけで、胸が痛くなってくる。



でも、妃莉。



どうしよう……。