お前、可愛すぎて困るんだよ!

「あ、誕生日は……。
3月3日」



「へ~。
桃の節句じゃん。
かわいいー。
すげー、妃莉ちゃんっぽ~い」



片倉くんは、はしゃいで、妃莉の顔をのぞきこんだ。



今、妃莉は、片倉くんと並んで歩いている感じ。



碧くんは、ひとりで前を歩いている。



妃莉、碧くんと歩きたいな……。



そう思うのに、片倉くんのおしゃべりが止まらない。



「そう言えば。
小林たちが、妃莉ちゃんと昼ごはんを一緒に食べたいて言ってたよ」