お前、可愛すぎて困るんだよ!

でも、こんな風に。



片倉くんみたいに、碧くんの力になってあげたいなんて、考えられない。



ものすごく自分勝手な恋。



「こんなの、ただのカッコつけかもしれないけど。
でも、これが。
俺の“好き”って気持ちの表わし方」



鼻の下を少し指でこすって、照れたような顔をする。



こんな片倉くんを見ていると……自分自身がイヤになる。



それなのに……。



片倉くんは、どうしてこんな妃莉を好きになってくれたんだろう。