「あ、ありがと……」



……っ。



ほっぺに、碧くんの体温を感じる。



えへへ……。



なんだか、とってもくすぐったい。



あ、碧くんの胸、ドキドキしてる。



妃莉と一緒。



「ん?
どした?
妃莉……」



ニコニコ笑っている妃莉を不思議に思ったのか、碧くんは妃莉に顔を近づけた。