お前、可愛すぎて困るんだよ!

「つか、なんで。
朝陽なんだよ」



「……え?」



スルっと妃莉のネクタイをはずしながら、碧くんはムッとした顔をする。



「えっと……。
それは……。
だって、碧くんがいなかったから」



「だったら、女の子の友達に頼めばいいだろ。
葵ちゃんだっけ?
友達になったんだろ?」



碧くんは、はずした妃莉のネクタイを指で触った。



「よりによって、男とか。
んなの、100歩譲っても、ありえねぇ」